先日、検察庁で司法修習生向けに講義を行った縁で月刊誌『更生保護』にて、入口支援のことについて寄稿させて頂きました。
入口支援とは簡単に言うと、軽微な罪について、刑務所に行かせるより社会内で更生させたほうがいい場合に、裁判官・検察官・弁護士の3者が手を取り合い住まいや環境の調整をしていくことをいいます。
刑務所に行ったとしても年間で手元には1万円ほどしか残らない現状で刑務所に行かせても、またすぐに再犯に繋がってしまう状況を打破するには非常にいい取り組みだと思っています。
まだまだ知られていないところも多く、理解も進んでいないところもありますが、どうやったらより沢山の人が生き直せるかそんなことを考えられる社会になれればなと。